東電、一般社員も年俸制 人件費さらに100億円削減
役職者の年功部分なくす
東京電力が2013年度に導入する人事制度が24日、明らかになった。仕事の成果に応じた賃金で構成する年俸制を一般社員全員に導入する。「チームリーダー」と呼ぶ一般社員の上級職については年功部分をなくし、役職に応じて賃金を決める「役割給」をとり入れる。総人件費を抑制しながら、やる気のある社員に報いるのが狙い。実力主義を徹底した人事処遇制度に変更し、経営再建を急ぐ。
24日までに新制度を労働組合に提案し...
この記事は会員限定です。登録すると続きをお読みいただけます。
残り658文字
関連企業・業界