電力債、強まる個人頼み 原発問題で機関投資家慎重
北海道電力は近く、個人向け社債150億円の発行を決める。11月に四国電力や北陸電力が発行した社債も個人向けで、電力債の個人依存が強まってきた。原子力発電所の再稼働が不透明になり、主要な買い手の機関投資家が慎重姿勢を強めていることが背景にある。個人向け社債は発行規模が小さいため、電力会社の資金調達が制約を受ける可能性も出てきた。
北海道電力は月内にも個人向け社債を発行。期間は3年になる見通しだ。電...
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