習副主席、肝臓がん摘出か 中国で動静伝わる
「来週復帰の見通し」
香港の中国人権民主化運動情報センターは13日、中国の次期共産党総書記に就く習近平国家副主席について、関係者の話として2日の健康診断で肝臓に「極めて小さながん」が見つかり、すでに手術で摘出したと伝えた。来週復帰する見通しだという。
一方、中国メディアは12日、古参の共産党員の黄栄氏が死去したと伝える記事で「胡錦濤国家主席や習氏らが様々な方法で哀悼の意を示した」と伝えた。中国メディアが習氏の動静を伝えるのは1日以来。
習氏は訪中したクリントン米国務長官ら外国要人との会談を相次いでキャンセル。その後、背中の負傷など様々な情報が流れるが、中国政府は一切コメントしていない。(北京=島田学)