全日空、不具合で座席指定消滅 13年2月の10万席
全日本空輸の国内線で2013年2月搭乗分の座席指定がシステムの不具合で、約10万席分が28日までに取り消されていたことが分かった。航空券の予約は無効となっていないが、事前の座席指定の予約だけが取り消されているという。
全日空は26日付の公式ホームページに「関係するお客様に、ご迷惑をおかけいたしましたことを深くおわび申し上げます」とのコメントを掲載しただけだった。
全日空によると、対象は11月26日午後6時までに、13年2月搭乗分の国内線航空券を購入した人。ホームページ「ANA SKY WEB」や全日空の国内線予約・案内センターで再度座席指定できるという。旅行会社で予約した人は旅行会社で座席指定をやり直す必要がある。
全日空はシステムの不具合の原因などを調べている。専用のフリーダイヤル(0120・029661)を29日午前9時から開設する。