北京に豪雨の爪痕 脆弱なインフラ、対策も泥縄
中国総局 大越匡洋
21日、過去61年で最大の豪雨に見舞われた北京市。特に被害が大きかった市南西部の房山区では、豪雨の爪痕が生々しく残る。再び大雨が予想された25日、市は被害再発を防ぐための必死の対応に追われたが、都市開発の不備も浮かび上がってきた。
「川が氾濫し、車はみな水に漬かった。公衆トイレも水没したし、近くの養豚場から豚まで流されてきたのよ」。北京原人の遺跡がある周口店で有名な房山区。街道でタクシー代わりの...
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21日、過去61年で最大の豪雨に見舞われた北京市。特に被害が大きかった市南西部の房山区では、豪雨の爪痕が生々しく残る。再び大雨が予想された25日、市は被害再発を防ぐための必死の対応に追われたが、都市開発の不備も浮かび上がってきた。
「川が氾濫し、車はみな水に漬かった。公衆トイレも水没したし、近くの養豚場から豚まで流されてきたのよ」。北京原人の遺跡がある周口店で有名な房山区。街道でタクシー代わりの...
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