ロシア極東でM7.5地震の可能性 13年、非常事態省予測
【ウラジオストク=共同】ロシア非常事態省は29日、来年の自然現象などに関する予測を発表し、ロシア極東のサハリン北部や千島列島、カムチャツカ半島南部で最大マグニチュード(M)7.5の地震が発生し、それに伴い高さ5~8メートルの津波も起こる可能性があると指摘、住民らに警戒を呼び掛けた。
同省はロシア国内で「リスクが高まっている」自然現象の一つとして発表。予測の根拠は示しておらず、津波の高さもどこの地点でのものかは明示していない。
千島列島からカムチャツカ半島にかけては世界有数の地震頻発地帯で、M6以上の地震もたびたび起きている。非常事態省は例年12月末に翌年の自然災害などの予測を発表している。