大飯4号機も営業運転に移行 関電、13年9月まで
定期検査が終了
関西電力は16日、大飯原子力発電所4号機(福井県おおい町)の定期検査が終了し、従来の調整運転から同日付で正式な営業運転に移行したと発表した。今月3日に営業運転に移った大飯3号機とともに、次に定検入りする2013年9月まで13カ月間運転できる。
経済産業省原子力安全・保安院が16日、定検の修了証を関電に交付した。関電の八木誠社長は同日、「今後も引き続き、緊張感を持って、安全・安定運転に全力で取り組む」とのコメントを発表した。
大飯4号機は昨年7月に定検を開始。約1年にわたり運転を停止していたが今年7月18日に原子炉を起動し、同25日にはフル稼働に達していた。