高速増殖炉実験炉「常陽」、15年度に運転再開方針
日本原子力研究開発機構は21日の文部科学省作業部会で、トラブルで2007年から停止している高速増殖炉実験炉「常陽」(茨城県大洗町)の運転を15年度に再開する考えを示した。放射性廃棄物の量を減らす減容化研究で照射試験などを実施する。常陽は発電機能を持たない小出力の実験炉で、07年に燃料交換機能を失うトラブルが起きた。復旧作業は14年度中に終える計画だ。
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日本原子力研究開発機構は21日の文部科学省作業部会で、トラブルで2007年から停止している高速増殖炉実験炉「常陽」(茨城県大洗町)の運転を15年度に再開する考えを示した。放射性廃棄物の量を減らす減容化研究で照射試験などを実施する。常陽は発電機能を持たない小出力の実験炉で、07年に燃料交換機能を失うトラブルが起きた。復旧作業は14年度中に終える計画だ。
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