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原発再稼働、6割「首相が判断を」

クイックVote第104回解説 編集委員 大石格

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停止中の原発の再稼働の是非は、誰が判断するのがよいのでしょうか。電子版読者の回答は「首相が判断」が62%強を占めました。しかし、政治判断は責任ある決断なのか、恣意的な決断なのか。簡単には結論を出せない問題です。

「首相が判断」を支持する読者のコメントをみてみましょう。最も多かったのは「責任」を重視するという考え方です。

○最終責任は首相にある(71歳、男性)

○国の方向を左右することは政治家が判断すべきだ(64歳、男性)

○科学者は意見をいうことはできるが、責任を負えるのは政治家だけだ(41歳、男性)

○選挙で選ばれていない原子力規制委員会に責任を負わせるのは逃避だ(62歳、男性)

などです。

「責任」を区分けし、円滑な再稼働には科学的な判断に加えて、当該地域の住民の理解を得るための説得なども必要なので、最終判断は首相がするという理屈だての方もいました。

○規制委は科学の観点から安全が確保されているかいないかを判断する。否としたときは自動的にその判断が採用され、可としたときは首相が最終判断する仕組みとすればよい(69歳、男性)

というのが代表例です。

「規制委が判断」を選んだ読者はどうみているのでしょうか。

○ポピュリズムに振り回されがちな政府が関与すべきではない(65歳、男性)

○科学的な判断は専門家に任せるべきだ(47歳、女性)

などが主な意見でした。

野田佳彦首相と規制委の田中俊一委員長の言い分が真っ向から食い違ったからでしょうが、規制委を評価するとの回答は3割強にとどまりました。

「評価しない」理由としては「役割や成果を国民に示せていない」(48歳、男性)、「筋の通った説明が不足している」(67歳、男性)などがありました。「評価する」と回答した方も「期待を込めて」(40歳、男性)など実際には評価していないとも受け取れるコメントも目に付きました。

いずれにせよ、日本の原子力をどう扱うのか。その将来に大きな影響を与える新機関が、根本的な問題で出だしから不信を招いているのは困ったことです。

再稼働の問題と対照的に、建設・計画中の原発の工事をどうするかは比較的分かりやすい結論でした。

回答者の内訳
回答総数1475
男性93%
女性7%
20代5%
30代10%
40代20%
50代23%
60代28%
70代12%
80代以上2%

建設中と計画中のどちらを優先するのがよいのか。完成がみえてきてる原発を放棄するのはもったいないが、過去の基準で設計されているだけに防災対策に不安がある。これから着工する原発は東日本大震災の教訓を踏まえたより厳格な基準で設計可能な点は安心だが、工事前ならばやめても経済的な損失は小さい。どちらも一長一短があります。

読者はどちらに軍配を上げるのかと思っていたら、両者とも建設すべきだという回答が42%で最多でした。他方、どちらも建設すべきでないとの回答は28%にとどまりました。

大事なのは、規制委が新しい安全基準を早期に策定し、それを一つ一つの原発に当てはめて診断することです。何よりもまず、最終判断の権限はどこにあるのかを首相と規制委の間で一刻も早く調整してもらいたいものです。当然のことですが、稼働させた原発で万が一の事故が起きた場合の対応についても、権限や役割分担を明確にしておく必要があります。震災の経験を無駄にすることは許されません。

野田内閣の支持率は22.9%でした。一週間前より6.4ポイント下がり、発足以来の最低を記録しました。民主党代表に再選されたものの、閣僚の器ではないと思われる議員を多数登用した内閣改造や党首会談をなかなか開かない与野党調整への後ろ向きな態度。下がるのも当然でしょう。

読者からは「早く衆院を解散して民意を問うべきだ」(62歳、男性)、「こんなひどい日本になったのは民主党のせい」(27歳、女性)など厳しいコメントが多く寄せられました。

輿石東幹事長ら民主党執行部は引き続き早期の衆院解散に否定的ですが、さらに支持率が下がれば衆院での過半数割れがみえてきます。

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