原発再稼働、過酷事故対策が条件に 規制委の安全基準案
原子力規制委員会は来年3月までに骨格を作る安全基準案に、炉心溶融(メルトダウン)を起こした東京電力福島第1原子力発電所事故のような過酷事故(シビアアクシデント)対策を盛り込む。同7月までに正式決定する。先進国では当たり前の安全対策を既存の原発にも義務付け、対応できない原発は再稼働を認めない方針。
10日に開く会合で再稼働の前提となる安全基準を策定する作業に着手する。原発設計時の想定を大幅に超える...
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