オスプレイの安全性分析 防衛省チームが初会合
防衛省は25日午前、墜落事故が相次いだ米軍の垂直離着陸輸送機オスプレイの安全性を確認する分析評価チームを設置し、初会合を開いた。黒江哲郎防衛政策局次長の下、防衛省日米防衛協力課長や統合・陸上・航空の各幕僚監部などの12人で構成する。8月上旬にも訪米し、米政府の担当者からの聞き取りなどを予定している。
森本敏防衛相は初会合で「国民にどう安全性を理解してもらうか。できるだけ客観的な分析で事故の断面図を見せる努力をしてもらいたい」と述べた。チームには航空工学の専門家の河内啓二東大名誉教授と長島知有防衛大名誉教授、国土交通省の航空機安全課長、外務省の日米地位協定室長も参加する。