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来春の花粉飛散、関東・東北は例年の1.5倍に

気象協会予測

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日本気象協会(東京)は、来春の花粉の飛散予測第1弾をまとめた。中国地方から北海道にかけて例年(2003~12年の平均値)並みか例年より多く、特に関東と東北は例年の1.5倍の量となる見込み。九州と四国は例年よりやや少ない予想。花粉の量が全国的に少なかった今春に比べると、関東と東北、北海道は2~5倍になるという。

協会によると、前年の夏が高温で日照時間が長く、雨が少ないと芽が多くつくられ、花粉の飛ぶ量が多くなる。関東と東北は今夏、高温少雨だったため、飛散量が増えると予想した。

一方、九州や四国は前線などの影響で日照が少なく、雨が多かった。花粉の量は、多い年と少ない年が交互に現れる傾向があることも考慮した。11年は多く、12年は少なかった。予測の対象は、スギとヒノキで、北海道はシラカバ。沖縄はスギやヒノキがないため除いた。予測は今後、順次更新し協会のホームページに掲載する。〔共同〕

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