バイオマス、消費電力の5%に拡大 再生エネの柱に
政府の事業化戦略原案、20年までに
政府が月内にまとめるバイオマス(生物資源)事業化戦略の原案が16日、明らかになった。現時点で0.3%程度にすぎない日本の全世帯の消費電力量に占めるバイオマス発電の割合を、2020年までに約5%に高める目標を掲げる。東京電力福島第1原発の事故を受け、原発への依存度を引き下げる議論が勢いづくなか、風力や太陽光とともにバイオマスを再生可能エネルギーの柱に育てる。
バイオマス事業化戦略は月内にも開く内閣...
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