活断層、全原発で再点検 保安院、追加調査も
経済産業省原子力安全・保安院はすべての原子力発電所の立地時に直下の活断層を見逃していなかったかどうかを巡り再評価することを決めた。審査が不十分だったとの指摘を踏まえ地層の情報や写真の提出を電力各社に求め、断層が今後動く可能性を現在の科学的な知見から専門家が判断する。疑いが見つかれば、追加調査を指示する。
保安院は10日に専門家の意見聴取会を開き、再評価の方針を説明する。活断層の疑いがある原発を個...
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