ガソリン、原油高で3カ月ぶり高値 リットル146.5円
資源エネルギー庁が29日発表した27日時点のレギュラーガソリンの店頭価格(全国平均)は1リットル146.5円と前週に比べ2.7円上昇。3カ月ぶりの高値になった。中東情勢の緊迫などで原油価格が上昇したため、石油元売りは先週末、系列給油所向けの卸価格を1リットル2円程度引き上げたのが背景だ。
ハイオクガソリンは1リットル157.4円と前週比で2.7円高。軽油は1リットル126.7円と同2.2円値上がりした。
輸入原油の指標になる中東産ドバイは29日、1バレル110ドルと6月下旬の安値に比べ約2割高い。シリア情勢に不透明感が強まっているためだ。