静岡県知事、原発立地県団体からの脱会の意向
静岡県の川勝平太知事は30日、原子力発電所の立地県など14道県の知事で構成する「原子力発電関係団体協議会」を脱会する意向を表明した。同協議会が今後も原発を基幹電源と位置付けるよう政府に要請する方針であることに反発した。
川勝知事は「(原発依存度は)それぞれで事情が違う」と述べ、原発に対する各知事の考えは異なると指摘。立地県がまとまって行動する難しさも脱会の理由とした。静岡県には中部電力の浜岡原発が立地している。川勝知事は安全が確認されるまで再稼働はできないとしている。
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