放射線の可視化へ技術 堀場や三菱重が専用装置
見えない放射性物質による汚染の分布状況をひと目で確認できる専用装置の開発が、企業や大学などで加速してきた。宇宙の観測や無人ヘリなど、活用する技術はまちまちだが、いずれも2~3年内の実用化を目指す。福島県内での除染作業を効率よく進めることができるようになるほか、消費者に農地の安全性を分かりやすく伝えるのにも役立ちそうだ。
堀場製作所は京都大学、キヤノンと共同で、放射性物質から出る放射線量の強さをカ...
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