小6使い客引き、容疑の店長逮捕 大阪
小学6年の女児(12)らに客引き行為をさせたなどとして、大阪府警保安課などは27日までに、大阪・ミナミのガールズバー「Ace(エース)」店長、原健次郎容疑者(25)=大阪市中央区島之内2=を労働基準法違反(最低年齢)容疑などで逮捕・追送検した。
追送検容疑は2月中旬、当時小6の女児と中1の女子生徒(13)を雇い客引き行為をさせた疑い。原容疑者は経営者の男(27)とともに、4月に16~17歳の従業員4人に接待させたとして、風営法違反で逮捕された。原容疑者は「若い子の方が客が多く入るし、給料も安かった」と供述している。
同課によると、女児と女子生徒は14歳と偽った履歴書を店に提出し、2月の2日間、午後7~10時半ごろに客引きをした。客を連れてきて店内で接待し、客が支払う代金を店と折半する完全歩合制だったが、客が付かなかったため報酬はなく、接待もしていないという。女児は「小遣いがほしかった」と話している。
南署員が2月、女児を補導した際、「ガールズバーの客引きをした」と話したため捜査していた。