北朝鮮最高幹部が脳内出血か 韓国ニュース専門局報道
【ソウル=共同】韓国のニュース専門局YTNテレビは29日、北朝鮮の金正恩第1書記の側近の一人でありながら国家の最高機関の国防委員会委員を解任された禹東則国家安全保衛部第1副部長が最近脳内出血で倒れ、全身がまひして会話も難しい状態になっていると報じた。消息筋の話としている。
禹氏は、昨年12月28日、平壌で金正日総書記の葬儀が行われた際、遺体を乗せた特別車を正恩氏と共に囲んで歩いた7人の最高幹部の一人。国会に当たる最高人民会議が4月13日に国防委員会の新メンバーを選出した際に禹氏を解任し、失脚説もあった。
YTNは、禹氏が倒れた理由は金総書記の死去で強いストレスを受け、過労状態になったためと伝えた。