大飯再稼働、安定供給を重視 地元同意なお不透明
政府は13日、運転停止中の関西電力大飯原子力発電所3、4号機(福井県おおい町)の再稼働を決め、地元自治体に協力を要請する方針を固めた。6度にわたる閣僚協議で安全性を確認したうえで、夏場の厳しい電力需給を安定させるには再稼働が不可欠と理解を求めた。ただ福井県だけでなく、滋賀県、京都府など近隣自治体の反発は強く、再稼働実現までのハードルはなお高い。
「厳しいレベルの電力不足に直面している。社会的弱者...
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