「飲酒の欲求」抑制、国内初の薬 依存症治療に
日本新薬、月内に承認申請
日本新薬はアルコール依存症患者の断酒を後押しする治療薬の製造販売承認を月内に厚生労働省に申請する。特定の神経に働きかけて飲酒の欲求を抑える国内初の薬剤となる。承認を得られれば来年夏までに発売する方針で、年間30億円程度の売上高を見込む。
治療薬の名称は「アカンプロサートカルシウム」。日本新薬がスイスの製薬会社、メルクセローノから国内での開発販売権を取得し、2004年から臨床試験(治験)を進めてき...
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