福島産米の取引、じわり回復 外食中心に契約率7割超す
東日本大震災に伴う原子力発電所事故以降、停滞していた福島県産米の取引が徐々に回復している。JA全農福島の2011年産米の集荷量約8万トンに対する契約実績は26日までに約5万6千トンとなり、7割を超えた。1月末に出荷価格を引き下げたことや、放射性物質の緊急調査が終わったことで、徐々に需要が戻り始めてきた。
風評被害が最も大きく、1月末までは契約がほぼゼロだった浜通り産も集荷7千トンのうち4千トン弱...
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