【この記事のポイント】・中国につながる海底ケーブル計画が急減・米中分断を背景に2026年以降は予定なし・データセンターは東南アのシェアが上昇 米中の分断が世界のデータの流れを変え始めた。中国は国際通信の大動脈である海底ケーブルの集積地となりつつあったのが一転、2025年以降の計画は3本のみとシンガポールの半分以下にとどまる。データセンターなどの立地も流動化するとみられ、地政学リスクをにらんだ新たな…
【アスンシオン=秋山裕之】岸田文雄首相は南米訪問で「グローバルサウス」と呼ぶ新興・途上国との対等な立場での外交姿勢を強調する。経済や環境の分野での協力を通じ、グローバルサウスの中国への傾斜に歯止めをかけ米国の世界戦略を補う側面がある。 4日(日本時間5日未明)にサンパウロで、中南米政策の講演に臨む。首相が中南米に絞り外交方針を明らかにするのは初めてとなる。 2014年にブラジルを訪れた当時の安倍…