円、菅代表再選で15年ぶり高値 1ドル=83円09銭近辺まで上昇
14日午後の東京外国為替市場で円相場は急伸。一時、前日17時時点に比べ83銭円高・ドル安の1ドル=83円09銭と、午前に付けた高値(83円25銭)を上回り、1995年5月31日以来約15年3カ月ぶりの高値を更新した。民主党は14日に臨時党大会を開き、新代表に菅直人首相を選出した。円売り介入に積極的とみられていた小沢一郎前幹事長が選ばれなかったことで、財務省・日銀による為替介入への警戒感が和らいだとの見方から円買いにつながった。
民主代表選の結果発表前は83円60銭前後で推移していた。〔日経QUICKニュース〕