村上龍氏が電子書籍会社 瀬戸内寂聴氏らの作品も配信
有力作家も体制整備に動く
作家の村上龍氏が電子書籍を制作・販売する会社を設立する。自身の既刊本や新作、他の作家の作品を電子化し、米アップルなどのサービスを通じて配信する。電子化の作業で協力するなど出版社との関係を保ちながら、多様化する読者ニーズに応える。
新会社のG2010(東京・世田谷)は資本金1000万円で近く設立。村上氏と、ソフト開発会社のグリオ(同)が折半出資する。IT(情報技術)や印刷会社に続き、有力作家も電子...
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