今後50年は世界で戦える
ユーグレナ 出雲充社長
当社は藻などを原料とする航空機用バイオ燃料の実証プラントを10月末に横浜市内で稼働させる。東京五輪が開かれる2020年に、バイオ燃料を使った試験フライトができる。17年に起こった電気自動車(EV)シフトは予想していた。航空機とトラックなどディーゼル車向けのバイオ燃料開発に経営資源を集中させた戦略は正しかった。
航空機燃料の消費は今後も伸びるが、温暖化ガスは増やせない。米国はトウモロコシが原料のバ...
この10年、日本はノーベル賞の受賞ラッシュだった。しかし、この先も国内が沸き上がるニュースが生まれるとは限らない。技術立国をどう再建するか。企業や大学、研究機関では過去の成功体験にとらわれない取り組みを追う。
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