この記事は会員限定記事です
トランプノミクスを読む 新興国リスクは消えず・篠原元財務官
[会員限定記事]
2017年1月に就任するトランプ次期米大統領の政策期待で大きく動いている世界の金融・資本市場。米金利上昇や米株高と足並みをそろえて外国為替市場ではドル高と円安が進み、円相場は前週末に一時1ドル=113円90銭と3月中旬以来の安値を付けた。半面、トランプ氏による規制緩和や積極的な財政出動など「いいとこ取り」には楽観がすぎると戒める見方も出ている。トランプ氏の経済政策「トランプノミクス」や米金融政策...
この記事は会員限定です。登録すると続きをお読みいただけます。
残り1473文字