三菱重工、浦和レッズの筆頭株主に 正式発表
三菱重工業は31日、サッカーJ1「浦和レッドダイヤモンズ(レッズ)」の運営会社に3割強出資して筆頭株主になると正式発表した。横浜F・マリノスを持つ日産自動車の傘下に入った三菱自動車の出資比率を2割未満に抑えるため。三菱重と三菱自が共同で持ち株会社を設立する。
資本金3億円で11月に設立する「ダイヤモンドF.C.パートナーズ」は三菱重が60.8%、三菱自が39.2%出資する。
現在は三菱自が50.6%を保有するレッズ株を新会社が取得。同社を通じた三菱自の出資比率は19.8%に下がる。Jリーグ規約は複数のクラブを支配下に置くことを禁じている。浦和レッズは旧三菱重サッカー部を母体として発足した経緯がある。