リオ五輪・パラ代表、銀座凱旋パレードに80万人
リオデジャネイロ五輪・パラリンピックでメダルを獲得した日本代表選手の凱旋パレードが7日、東京都中央区で行われた。体操の内村航平選手(27)ら計87人のメダリストが参加。沿道に集まった80万人(主催者発表)の歓声に車上から手を振って応え、4年後の東京大会に向けて飛躍を誓った。
凱旋パレードは2012年ロンドン大会で始まり、この時の観衆は50万人(同)。五輪とパラリンピックの選手が一緒に行うのは今回が初めて。出発式で、五輪日本選手団の主将を務めたレスリング女子の吉田沙保里選手(34)は「出場した選手の感謝の気持ちを伝えたい」とあいさつした。
選手たちは計8台のオープンカーやオープンバスなどに分乗し、銀座8丁目交差点から日本橋室町までの約2.5キロをパレード。終了後、内村選手は「前回よりたくさんの方々に来てもらってうれしい限り。4年後に出られるように頑張りたい」と笑顔を見せた。