カーリングのストーン 重さ20キロ、ひとつ10万円
「ストーン」と呼ばれる石を氷上に描いた円に向けて滑らせ、その中心部に近づけることで得点を競うカーリング。そのストーンの大きさは直径約30センチ。重さは約20キロ(最大19.96キロ、最小17.24キロ)で、5~6歳児の平均体重と同じ程度だ。ストーンの上部にはハンドルがついており、投げるときに回転をかけ、進む方向などを調整する。
気になるストーンの値段は、1個10万円程度。氷上でも強度が保てるスコットランド産の花崗(かこう)岩で造られたものが多い。試合では1チームにつき8個のストーンを投げるため、対戦する2チーム分のストーンが必要。1セット(16個)を購入すると、160万円以上かかる。ただ、選手個人で購入することはなく、施設のストーンを使用する。