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北朝鮮ミサイル、米首都射程か 最長1万キロ超も

(更新)
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北朝鮮は29日午前3時18分ごろ、首都平壌近郊の平安南道・平城(ピョンソン)付近から東方向に1発の弾道ミサイルを発射した。950キロメートル飛行し、午前4時11分ごろに青森県から約250キロメートル西部の日本海に落下した。最高高度は4475キロメートルと過去最高で、射程も過去最長と推定される。北朝鮮は新型の大陸間弾道ミサイル(ICBM)の発射に成功したと発表した。

弾道ミサイルの射程は搭載する弾頭の重量やエンジンの推進力によって決まる。日本政府関係者は今回のミサイルについて「飛距離を最大限に延ばそうとすれば1万キロメートルを超える可能性がある」と分析した。北朝鮮の平壌と米東部の首都ワシントンの距離は約1万1千キロメートル。今回の弾道ミサイルはワシントンを射程に収める恐れがある。

北朝鮮による弾道ミサイルの発射は9月15日以来、2カ月半ぶり。北朝鮮は米国によるテロ支援国家の再指定に反発し、ミサイル開発の継続姿勢を明確にした。記者会見で河野太郎外相は北朝鮮が挑発行為を「自制する意図がないことがはっきりした」と指摘した。「北朝鮮はこの2カ月間エンジンのテストなど発射の準備をしていた」と語った。

菅義偉官房長官は弾道ミサイルの落下地点は日本の排他的経済水域(EEZ)内と推定されると発表した。現時点では航空機や船舶の被害情報は確認されていない。弾道ミサイルが日本に飛来する可能性はないと判断し、自衛隊による破壊活動や全国瞬時警報システム(Jアラート)の使用は控えた。

菅氏は発射の事前通告はなかったとして「安全確保の観点から極めて問題のある行為だ」と非難した。外交ルートを通じ、北朝鮮に厳重に抗議したと述べた。国連安全保障理事会に緊急会合の開催を要請し、北朝鮮への圧力強化を求める考えも示した。

政府はミサイル発射を受け、国家安全保障会議(NSC)の関係閣僚会議を開いた。安倍晋三首相はNSC後に出席した参院予算委員会で北朝鮮の弾道ミサイル発射について「完全かつ検証可能な形で不可逆的に廃棄する状況に持っていく必要がある。あらゆる手段において圧力を高めていくしかない」と述べた。

小野寺五典防衛相は記者団にICBMの目安とされる射程5500キロメートルを「はるかに超える」と説明した。多段式のミサイルもあり得ると語った。

これまでは北朝鮮が7月に発射した弾道ミサイルが最も高く、3500キロメートル超だった。北朝鮮による弾道ミサイル発射は、9月15日に中距離弾道ミサイル「火星12」を日本の上空を通過する形で北太平洋上に発射して以来となる。

韓国政府は29日午前6時から文在寅(ムン・ジェイン)大統領主宰の国家安全保障会議(NSC)で対応を協議した。文大統領は「無謀な挑発を繰り返すことを強く糾弾する」と北朝鮮を批判した。北朝鮮のミサイル発射直後に、韓国軍もミサイル発射実験を実施し即応能力を誇示した。

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緊迫 北朝鮮

金正恩(キム・ジョンウン)総書記のもと、ミサイル発射や核開発などをすすめる北朝鮮。日本・アメリカ・韓国との対立など北朝鮮問題に関する最新のニュースをお届けします。

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