関電・東ガス、首都圏でLNG火力 電力小売り強化
関西電力と東京ガスは首都圏で液化天然ガス(LNG)を燃料とする火力発電所を共同で建設する方向で検討に入った。出力は最大100万キロワット級で、立地は茨城県日立市にある東ガスのLNG基地内が有力だ。両社は燃料調達などで包括提携しており、今回が初の大型案件となる。安定的な電源を確保し首都圏での電力小売りに弾みをつける。販売競争が一段と激しくなりそうだ。
関電と東ガスは4月にLNGの共同調達などで連携...
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