原子力規制委、東京電力柏崎刈羽原発を現地調査
原子力規制委員会は12日、東京電力柏崎刈羽原子力発電所(新潟県柏崎市、刈羽村)6、7号機の事故対策や設備に関する現地調査を始めた。事故を起こした福島第1原発と同じ沸騰水型軽水炉で設備に対する現地調査をするのは初めて。事故時に格納容器の圧力を逃がすフィルター付きベント(排気)装置などを調べ、非常用電源の起動訓練などを確認する。
東電は2013年9月に6、7号機の審査を申請した。規制委はこれまでの審査会合で議論してきた点について現地調査で確認する。
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