ギリシャ反緊縮派、政権奪取なら「EUに金利減免要求」
急進左派連合・経済政策担当者に聞く ユーロ圏離脱は否定
次期大統領の選出が難航するギリシャで、来年1月下旬にも総選挙が実施される可能性が高まっている。最大野党で緊縮財政に反対する急進左派連合の経済政策担当者、ジョージ・スタサキス議員はアテネで日本経済新聞の取材に応じ、政権を奪取すればユーロ圏を離脱せずに欧州連合(EU)の金利減免を目指してEUと再交渉する方針を明らかにした。
急進左派連合は緊縮財政の破棄に向けてEUと再交渉するとの主張を掲げ、生活水準...