国産木材、円安で脚光 住宅向けが拡大
住宅用に国産の木材を使う動きが広がっている。円安や米国の住宅着工増で輸入材の価格が上昇しており、用途によっては国産と同じ水準になってきた。国産材だと産地がイメージしやすく親しみやすさがあるという利点もあり、大手住宅会社は使用比率を高めている。売り込みなどを強めている国内の木材産地にも恩恵が広がりそうだ。
これまで国内で使われる住宅用木材は、柱や梁(はり)などの場合、北米産や欧州産が主体。国産材は...
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