「温暖化ガス排出ゼロに」IPCC報告書
今世紀末までの達成訴え
【コペンハーゲン=竹内康雄】国連の気候変動に関する政府間パネル(IPCC)は2日、地球温暖化の科学的な評価と対策を盛り込んだ第5次統合報告書を公表した。産業革命前より地球の気温上昇を2度未満に抑える国際目標について「実現への道筋は複数ある」と表明した。2050年に温暖化ガスの排出を10年比40~70%減らし、今世紀末にほぼゼロにする必要があると分析した。(関連記事総合・経済面に)
7年ぶり改訂と...
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