首相「景気回復の風を全国へ」 桜を見る会であいさつ
安倍晋三首相主催の「桜を見る会」が18日午前、満開の八重桜が残る東京・新宿御苑で開かれた。首相は「賃上げは昨年を上回る状況で、景気回復の暖かい風を全国津々浦々に届けるのが使命だ。そのために地方創生を力強く進めていく」とあいさつ。禅僧・良寛の「世の中は桜の花になりにけり」という句を引き「日本全体がこんな気分になるよう頑張っていきたい」と話した。
政財界や芸能界などからの招待者約1万5千人が出席。首相はNHK連続テレビ小説「まれ」のヒロイン役の土屋太鳳さんやアイドルグループ乃木坂46のメンバーらと歓談し、笑顔で写真撮影に応じていた。