自社株買い、6年ぶり高水準 4~9月1兆8500億円
上場企業の自社株買いが増えている。2014年度上期(4~9月)は三菱商事や東レなどが取得枠を設定し、金額は1兆8500億円と半期で08年度上期以来6年ぶりの多さになった。潤沢な手元資金を使って株主への利益配分を厚くしたり資本効率を高めたりしており、それが株価の下支え要因にもなっている。
アイ・エヌ情報センターによると、この6カ月間に249社が枠を設けた。東レが初、三菱商事が7年ぶりの自社株買いに...
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