民間の協力者向けに被曝ルール 原発事故時の対応で政府方針
政府は、原子力発電所で事故が発生した場合に周辺住民の避難などをスムーズに進めるため、事故対応に協力してもらう民間人向けの放射線への被曝(ひばく)ルールをつくる。地方自治体の要請で原発周辺に向かうバスの運転手や医療関係者などが対象。被曝上限の目安を設定し、事前に十分な防護対策や放射線教育なども施すことで、事故時の混乱を回避する。
原子力防災を担う内閣府が厚生労働省との協議に入った。早ければ年内に関...
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