規制委と電力、次の攻防 敦賀2号機の廃炉も
(真相深層)
原子力規制委員会が九州電力川内原子力発電所(鹿児島県)の安全審査合格を決めて2カ月近く。規制委のもう一つの決断に注目が集まっている。電力9社が出資する日本原子力発電の敦賀2号機(福井県)直下に「活断層」があると判断するか否か。活断層なら日本原電は廃炉を視野にいれざるをえなくなる。原電の経営問題は国主導で日本の原発事業を再編する議論の呼び水になる可能性がある。
悲願の証人出席
「今までの議論を聞い...
この記事は会員限定です。登録すると続きをお読みいただけます。
残り1462文字
関連企業・業界