正社員、企業の37.8%で不足感 民間調査
帝国データバンクが23日に発表した人手不足に関する調査によると、回答があった企業約1万社のうち、正社員が不足していると答えた企業の割合は37.8%だった。2013年12月の前回調査から1ポイント上昇した。業種別では、金融機関のシステム投資拡大などでエンジニアが不足している「情報サービス」が59.3%で最も人手不足感が強かった。
株式市況の回復により証券会社などの「金融」が前回の29位から8位に急上昇した。慢性的な人手不足が続く「建設」は2位だった。非正社員が不足していると回答した企業は全体の24.1%で、前回調査からほぼ横ばいだった。