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「100ドル」スマホ、アジアで激戦

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アジアのスマートフォン(スマホ)市場で新興勢力が激突している。主戦場は今後の売れ筋と見込まれる100ドル(約1万円)程度のスマホ。中国の北京小米科技(シャオミ)はインターネット上のイベントで1日に130万台を販売した。台湾の華碩電脳(エイスース)は3年半ぶりに新製品を投入。もっと安い端末で伸びてきたインドのマイクロマックスは機能を高めた端末を開発。低価格スマホの成否は、今後の勢力図を変える可能性を秘めている。

小米が創業4周年に合わせ8日午前10時から12時間開催したネット限定のスマホ販売イベント。割引券などの抽選会のほか、物流センターから順次出荷する様子もネットで実況中継するなどして参加意欲を盛り上げた。用意したのは1台699元(約1万1500円)からの「紅米(ホンミ)」など4種類のスマホだ。

普段は品薄で手に入りにくいこともあり、この日は飛ぶように売れた。「1日で100万台以上販売」との目標を掲げていたが、締めてみれば130万台。台湾、香港、シンガポールでの販売を含め、1日だけで15億元の売り上げを計上した。

創業者の雷軍・董事長兼最高経営責任者は「とてもいい成績表をもらった」と中国独自のミニブログ「微博(ウェイボ)」でつぶやいた。

小米はネットに特化した販売手法で20~30歳代の若者の人気を集め、中国のスマホ市場で2013年10~12月期にシェア5位に入ったばかり。

今年も好調で1~3月期のスマホ出荷は1100万台と前年同期の2.5倍に増えた。年初に14年の販売目標を4000万台以上としていたが、「5000万~6000万台に届きそう」(雷董事長)と上方修正した。

13年12月期に316億元だった売上高は「700億元は堅く800億元に届く可能性がある」。創業から5年目ながら、売上高が日本円換算で1兆円を超す成長ぶりだ。

エイスースは8日、まず台湾で新型スマホ「ZenFone(ゼンフォン)」を発売した。タブレットと合体できる製品を除く純粋なスマホを発売するのは3年半ぶり。「初日だけで第1次出荷分の8万台の4割が予約で埋まった」と同社は好調ぶりをアピールする。

「99ドル(約1万円)スマホ」と宣伝してきた最安モデルの「4」は5月発売予定。8日に発売した「5」の最低価格は4490台湾ドル(約1万5000円)。パソコンでの取引実績を生かし、米半導体大手のインテルから処理能力の大きな大規模集積回路(LSI)を割安に調達するなどして低コストで高機能を実現。今回は小米流のネット販売なども積極的に取り入れて販売を強化した。

スマホへの事実上の再参入は同社がパソコン依存から脱し、タブレットとスマホ事業を収益の柱に育成する「三位一体」戦略の一環。中国勢などとの競争は厳しいが、パソコンとの相乗効果に加え、研究開発やデザインを重視する特長を生かして低価格スマホに挑む。

中国から輸入した価格50ドル前後のスマホが珍しくないインドで2位のマイクロマックスは付加価値が高い製品へのシフトを始めた。60~80ドル程度の製品で市場参入からわずか数年で2割近い販売シェアを握った同社が、「世界の主要市場への進出を進める」(創業者の一人であるラフル・シャルマ氏)として低価格品の製造ノウハウを生かしながら機能を向上させようとしている。

特に注力するのは100ドル以上の機種が中心の「キャンバス」シリーズ。同社は比較的大きな画面を使ったスマホで人気を得てきたが、5インチ超で高解像度の液晶画面を搭載した。テレビCMなどインドでのブランドイメージを高めるとともに、今年1月にはロシア市場に参入するなど着々と世界展開を進める。

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