エボラ熱の死者、1000人超える 歯止めの兆し見えず
【ナイロビ=共同】世界保健機関(WHO)は12日までに、西アフリカで猛威を振るうエボラ出血熱の感染が確認、または疑われる死者が計1013人に達したと発表した。ロイター通信が報じた。
各国は感染封じ込めに努めているが、過去最大の流行に歯止めがかかる兆しは見えない。
感染は昨年12月にギニアで始まり、死者はしばらくギニアに集中していたが、徐々に感染地域が拡大。6月中旬からリベリア、シエラレオネの死者が急激に増え、2カ月間で約800人が亡くなった。