4~6月GDP7.1%減推計 増税後の「谷」大きく
4月に消費税率を上げた日本の景気は、1997年の消費増税の時よりも一時的な落ち込みが大きかったようだ。民間エコノミストの推計では、実質国内総生産(GDP)は4~6月に年率7.1%減と97年4~6月(3.7%減)より大きく減った。7~9月は4.4%増に回復する見通しだ。冷え込んだ個人消費がどう立ち直るかが、景気の先行きを左右する。
30日午前、経済産業省が発表した6月の鉱工業生産指数速報値は前月比...
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