景気浮揚へ政策総動員
韓国、0.25%利下げ 家計回復カギ
【ソウル=加藤宏一】韓国銀行(中央銀行)が14日、1年3カ月ぶりの利下げに踏み切った。0.25%の引き下げで政策金利は2.25%と3年10カ月ぶりの低水準になった。旅客船沈没事故を受けて消費や投資心理が萎縮し、景気には陰りが見える。政府は企業に配当や賃金を通じて家計への利益配分を促す税制を検討中。景気浮揚に向けて政策を総動員する。
「内需不振が思ったより大きい」。韓銀の李柱烈(イ・ジュヨル)総裁...
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