原発防災車を緊急車両に パトカー並み優先扱い
政府は原子力発電所での事故発生に備え、住民への避難を呼びかけたり、移動手段が限られる災害弱者を運んだりする国や自治体の防災対策車を「緊急自動車」扱いにする方針を決めた。パトカーや救急車と同じように、サイレンを鳴らして緊急走行できるようになる。停止中の原発の再稼働をにらみ、万が一事故があった場合に円滑に対応できるようにする。
道路交通法の施行令を改正し、こうした車を緊急自動車に指定できるようにした...
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