筑波大、学生ら443人の情報流出 記憶装置の設定ミス
筑波大は19日、学生や教職員ら計443人の氏名などの個人情報を記載した電子ファイルが、インターネットの検索サイトから閲覧できる状態になっていたと発表した。既にサイトからデータを削除した。流出した情報の悪用は確認されていないとしている。
筑波大によると、ファイルには生命環境系の一部の学生や教職員らの名簿と学内の会議録などが記録され、昨年9月にネットと接続している外部記憶装置に保管していた。本来は事務担当者しか閲覧できない想定だったが、1月に担当者が検索サイト上で偶然ファイルを見つけ、外部記憶装置の閲覧制限の設定ミスが発覚した。
筑波大は該当者に文書などで謝罪した上で、担当者らの処分を検討している。〔共同〕