検索朝刊・夕刊LIVEMyニュース日経会社情報人事ウオッチ
NIKKEI Prime

朝夕刊や電子版ではお伝えしきれない情報をお届けします。今後も様々な切り口でサービスを開始予定です。

検索朝刊・夕刊LIVEMyニュース日経会社情報人事ウオッチ
NIKKEI Prime

朝夕刊や電子版ではお伝えしきれない情報をお届けします。今後も様々な切り口でサービスを開始予定です。

検索朝刊・夕刊LIVEMyニュース日経会社情報人事ウオッチ
NIKKEI Prime

朝夕刊や電子版ではお伝えしきれない情報をお届けします。今後も様々な切り口でサービスを開始予定です。

NIKKEI Primeについて

朝夕刊や電子版ではお伝えしきれない情報をお届けします。今後も様々な切り口でサービスを開始予定です。

/

春秋

詳しくはこちら

大阪府門真市にはパナソニックの本社や工場とともに、同社の歩みを紹介する松下幸之助歴史館がある。1933年、大阪市内から門真に移転して新築した本店を再現した建物だ。屋上に取り付けたものも当時の様子をよみがえらせている。船のカジを操る丸い舵輪(だりん)だ。

▼神戸で解体された船から松下氏が見つけて買い取ってきた。「会社を船にたとえるなら、本店は指令室にあたる。ここで会社のかじ取りをしていくのだ」。そう考えて、新社屋の上に掲げるようにして据え付けた。そのとき松下氏は38歳。もっと会社を成長させるんだという決意を、壮年の経営者は舵輪に込めたのだろう。

▼門真への進出は、企業の倒産が相次いだ昭和恐慌の記憶がさめやらぬなかでだった。7万平方メートルもの広大な土地を買収し、いくつも工場を建てるという計画は、ほかの企業から無鉄砲な経営ともいわれた。しかし、「経営の神様」にすれば、リスクがあっても創意と工夫で乗り越えるのが経営だと、思っていたに違いない。

▼くすぶる中国の金融不安や不透明な新興国経済……。いまの経営者も世界経済の先行きが見通しにくいなか、会社をかじ取りする力量が問われている。門真に移転した年に松下氏が始めたのが、製品分野ごとに採算をはっきりさせ、利益への意識を高める事業部制だった。困難に立ち向かうときこそ知恵も出てくるようだ。

春割ですべての記事が読み放題
有料会員が2カ月無料

有料会員限定
キーワード登録であなたの
重要なニュースを
ハイライト
登録したキーワードに該当する記事が紙面ビューアー上で赤い線に囲まれて表示されている画面例
日経電子版 紙面ビューアー
詳しくはこちら

セレクション

トレンドウオッチ

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

フォローする
有料会員の方のみご利用になれます。気になる連載・コラム・キーワードをフォローすると、「Myニュース」でまとめよみができます。
春割で無料体験するログイン
記事を保存する
有料会員の方のみご利用になれます。保存した記事はスマホやタブレットでもご覧いただけます。
春割で無料体験するログイン
Think! の投稿を読む
記事と併せて、エキスパート(専門家)のひとこと解説や分析を読むことができます。会員の方のみご利用になれます。
春割で無料体験するログイン
図表を保存する
有料会員の方のみご利用になれます。保存した図表はスマホやタブレットでもご覧いただけます。
春割で無料体験するログイン

権限不足のため、フォローできません

ニュースレターを登録すると続きが読めます(無料)

ご登録いただいたメールアドレス宛てにニュースレターの配信と日経電子版のキャンペーン情報などをお送りします(登録後の配信解除も可能です)。これらメール配信の目的に限りメールアドレスを利用します。日経IDなどその他のサービスに自動で登録されることはありません。

ご登録ありがとうございました。

入力いただいたメールアドレスにメールを送付しました。メールのリンクをクリックすると記事全文をお読みいただけます。

登録できませんでした。

エラーが発生し、登録できませんでした。

登録できませんでした。

ニュースレターの登録に失敗しました。ご覧頂いている記事は、対象外になっています。

登録済みです。

入力いただきましたメールアドレスは既に登録済みとなっております。ニュースレターの配信をお待ち下さい。

_

_

_