日航で欠航・遅延、羽田発ほぼ全便遅れ システム障害
日本航空によると、5日午前9時15分ごろ、航空機の重量バランスを管理するシステムに障害が発生し、国内線で欠航や遅れが相次いでいる。
午後0時30分時点で、羽田と伊丹、北九州、那覇などを結ぶ21便が欠航。羽田発のほぼ全ての便で遅れが生じている。欠航や遅延は今後さらに増え、国際線にも影響が出る可能性があるという。
日航によると、荷物や貨物を搭載する場所を決めて機体の重心を計算するシステムが使用できなくなった。職員がマニュアルに基づいて手作業で重心計算などをしており、出発準備に時間がかかっている。
日航が現在原因を調べているが、復旧のメドは立っていないという。