炭鉱王の旧邸、人気上昇 福岡「花子とアン」の舞台
福岡・筑豊の炭鉱王として知られる伊藤伝右衛門(1860~1947)が歌人、柳原白蓮(1885~1967)と暮らした福岡県飯塚市の旧邸が、NHK朝の連続テレビ小説「花子とアン」の舞台となり人気が上昇している。
今春から放映中の「花子とアン」で伝右衛門と白蓮をモデルとする人物が登場し、来館者が徐々に増加。5月は昨年比約3倍の約1万5千人、6月は約6倍の約1万6千人となり、7月は約10倍の約1万8千人となる見込みだ。
市によると、邸宅は明治期に建築され、伝右衛門と結婚した白蓮のために、水洗トイレにするなど増改築した。2006年、所有していた企業が市に寄付、翌年から一般公開された。〔共同〕